髪の毛に硫黄が必要?確かに硫黄分は含まれてますが・・・

最近、髪の毛には硫黄分が必要だという情報が
ネットに出回っており、
あろうことか、硫黄配合のサプリメントの広告まであるので
不正確な情報を訂正しなくてはと思いまして、
この記事を書いています。

なかには、「硫黄はコラーゲンの生成に必要なもの」といった
宣伝文句までありました。
この文章そのものは間違ってはいません。
しかし、硫黄はサプリメントで摂取する必要などない成分です。

確かに髪の毛には硫黄分が含まれています。
髪の毛を燃やすと、温泉に似た硫黄の臭いがしますよね。
あれは本当に硫黄が燃えているからです。

詳しく解説すると、髪の毛を構成するたんぱく質の成分中にあるシスチンは、
硫黄と化合した含流アミノ酸の一種で、
システインが2つ結合してできています。

シスチンとシステイン。
紛らわしいですが、化学的には異なっており、
シスチンは3,3'-ジチオビス(2-アミノプロピオン酸)ともいいます。

システインンに関しては、すでに
☆薄毛女性はシステインとメチオニンも意識しましょう

で、書いていますが、ここでもう一度、繰り返しておきますね。
シスチンは含硫アミノ酸といわれ、この「含硫」というのが、硫黄を含むという意味なのです。

そして、シスチン、システインは、ほとんどのタンパク質に含まれています。
ですから、硫黄は普通の食事をしていれば、まず不足することはないのです。

硫黄の塊
(硫黄の結晶の写真です)

システインが含まれている食品は、
カニや魚、鶏肉や豚肉、牛肉などの肉類、卵、チーズなどの乳製品です。
まれにベジタリアンで不足することがあるそうですが、
ニラやネギ、玉ネギなどにも含まれているので、これらの野菜を取れば大丈夫です。

ですから、普通の食事をしていれば、特にたんぱく質をしっかり摂取していれば、
わざわざ硫黄を意識して摂取する必要などありません。

またメチオニンもシスチンの合成を助ける働きをします。
メチオニンは、必須アミノ酸といわれる体内で合成できない栄養素ですが、
こちらも鶏肉、牛肉、魚肉、卵など大部分のたんぱく質に含まれていますし、
多くの果物、肉、野菜、ナッツ、マメ科の植物にも含まれています。

特に多く含まれているのは、ホウレンソウ、グリーンピース、ニンニク、
トウモロコシ、ピスタチオ、カシューナッツ、インゲンマメ、豆腐などです。

これで、摂取するのは難しくないということが判っていただけましたね?

ネットには様々な情報が出回っていますが、デタラメな情報も多いのが、
特に薄毛に関する情報に関しては科学的な根拠のない情報が多いが現実です。

判断する基準は、その記事が宣伝目的ではないか、
もっと詳しくいえば商品リンクが設置されているページではないか、
またニュース配信サイトなどの記事でも「取材協力」などの名目で、
育毛クリニックなどのクレジットが入っていれば、
それは「記事」と見せかけた広告の可能性が高いです。

現代は、特にネットには情報が溢れています。
そのなかから、正しい情報を取捨選択する目を持ってください。
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テーマ : 抜け毛・薄毛・若ハゲ・髪の毛の悩み
ジャンル : 心と身体

tag : 薄毛女性 育毛 硫黄 シスチン システイン メチオニン 髪の毛

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